山中日和は、春の彩

春を待っていた私
桜が満開になったとおもったら新緑のシーン

山の生命の文様は変化が激しい
感傷に浸る暇もなく、初夏の様相に移る

木の花 野の花 森の陰影
谷を渡す橋の姿も変わる

総ヒノキのこおろぎ橋は秋には新しくなる

4月の中旬に歩いた奥山中

富士写ヶ岳の麓の我谷、九谷のダム
木蓮は開き 一本桜は風の谷になびいた

この里ももう様相は変わっているだろう

わたしの暮らす部屋から見つめる鶴仙渓の森
うぶ萌えの若葉から、鮮明な新緑の力に

小さな山里だが、都心に居る時より目が離せない
みんな季節を喜び、五彩を飾る

九谷を生んだ里山は五感が震える
自然の命こそアートだ

キャンバスは大地と空

今は、やまなか

今は、やまなか。

白山山系の大聖寺川のほとりは鶴仙渓
年月が作り出した景観の街

1300年の歴史を慈しむ温泉
西は松山 東は薬師

春の山里はさくら肌と紅に火照る
あやとりの橋は夜の幻想を渡す

愛を感じる日本の原風景
湯の醸す街は、人の心もほぐす

さまざまな生命とともに春を迎えた私
幸せな気持ちです

加賀の山中温泉にて

↑ 春の山中の風景

北陸から白化粧 黒部宇奈月

もっと遠いかと思っていた
北陸の富山は宇奈月

大宮から新幹線に乗って2時間で黒部宇奈月
そこから富山地方鉄道で約30分で宇奈月温泉
*新幹線駅から旅館の送迎もある

昔、長野、妙高を越えて、直江津
そこから糸魚川を経て富山に旅したことがある

はてしなく電車に乗っていた記憶
記憶は現実に覆されて北陸の近さを実感

宇奈月温泉から魚津の港も近い
ちょっと甘えびをつまみ食いに出かけた

この日は甘えび、寒ブリ、白エビのかき揚げ
なんと贅沢な食の宝庫

なぜだろうか
白黒の墨絵世界は悲しみを感じない

雪は舞い、積もる
山の薙ぎは白化粧に喜ぶ

黒部は北アルプス、立山山系の水に潤う
気温は寒いが、あたたかな気を放つ

温泉もさらりと透明な美しさ

いくつものダムは水の力を借りて電力を生む
自然というのは美しく、力強い

まだ、インバンドされていない温泉街
なにもないが落ち着ける観光地

北京から訪れた日本語のうまい上品な女性
「宇奈月の雪景色は美しい」

予定を代えて1週間に2度宿泊したようだ
最短の美しきリピーターです

何気ない資源がこだわりの外国人には魅惑的
The Japan , The Hokuriku

わたしに、ただいま