車山高原 短い秋を満喫中

9月の3日
茅野駅で下りてバスで車山高原へ

走り去る短い秋を満喫する一か月
標高は1500メートルの生活

雲に近い天空の里で何を感じるか
楽しみな旅の始まり

観光案内所でいただいた「ちの旅」の本
この地域には妙に近親感を覚える(笑顔)

夏休みも終わり静かな高原
スカイライナーというリフトが動く

山頂付近まで人々を運ぶ喜びの道
トレッキングの男女はなだらかに周辺を歩く

朝は、雲海に輝く、太陽
昼は、高原になびく、草花
夜は、天空にきらめく、星辰

天に近く
地に足をつけて
信濃川と天竜川の分水嶺を楽しむ

八ヶ岳、蓼科、白樺湖、南アルプス、御嶽山
浅間山、志賀高原、北アルプス

天気の良い日には富士山も拝める清らかな地

山を越えると上田や佐久の市街地
数日前まで過ごした軽井沢とは全く違った気

この一帯は縄文の聖地でもある

9月9日
秋雨前線の影響もあって高原も小雨

昼過ぎには薄日が射してきた
リフト乗り場まで歩き山頂を目指す

のんびり、ゆっくり、リフトのブランコは登る
信州を一望できる(はず)山の景色

時より雲間から射す光線に秋色の緑が美しい
遠くの里の田の緑も黄金に溶け込む

リフトから下りるとそこには車山神社
気象レーダーの丸いドーム

霧の雲は里から登り
わたしを包む

やっぱり山の上は好き

諏訪の神、風と水の神、山の神
車山神社に感謝とご挨拶

しばし岩に腰かけて霧雲の風に吹かれる

さて、ひと月の車山生活
何を感じて、何を決めるのか

「結びの旅」だと決めている

標高1925M
山頂には霧に濡れた笹の群生

秋晴れに霧ヶ峰周辺を歩くと決めている

帰路もゆっくり、のんびりとリフトのブランコ
ソフトクリームをいただいて山の家路につく

きっと何度か頂上に登るのだろう
ぶらぶら足をゆらして、スカイライナーに乗車(笑顔)

山のブランコもいいものです