諏訪大社 太古の調和 (上社)

9月の18日
車山から諏訪の聖域を尋ねてみた

諏訪南インターに近いこんもりとした杜
諏訪大社 上社の奥宮にあたる御射山神社

静かにたたずむ古社
諏訪の神、国常立命、出雲の神などが祀られる

八ヶ岳の裾野
男性的な風格を感じる古の祈りの場

自然の産物に感謝をささげる地

青空の中で、稲もたわわに稔り
牧場のほし草も純白に積まれる

こちらは諏訪大社 上社前宮
欅(けやき)の大木が印象的

参道を登るとさりげなくコスモスが咲き
信州の牧歌的な雰囲気が漂う

前宮の祈りは山に向かう
守屋山から南アルプス(駒ケ岳など)

拝殿の奥は3本の大欅(けやき)
木に感謝をささげ、天と地につながる

振り返ると八ヶ岳
水も清らかな宮

諏訪大社 上社本宮
南から射し込む陽の光

回廊を渡ると摂社末社の宮
青紫の光は太古から照らす太陽

守屋山から流れる水は調和をもたらす
拝殿では静かに神官が詔をあげる

本宮にも本殿はない
諏訪の自然に捧げられる祈りは彼方に広がる

天は広く、地のすそ野も広い

雷電の彫像
日本一の大太鼓

青空の雲も雄大に愛を放つ

車山の頂上も顔をのぞかせる
周辺の山の力が集まる場所でもある

上社は気高き男性的な調和をもたらす
すそ野の広い大きな優しさ