「さいたま」タグアーカイブ

十日市 大湯祭 氷川神社

20151210-003

20151210-004

20151210-005

12月10日は大宮の十日市
氷川神社の参道はもちろん、駅周辺から露天が並ぶ
その数2000店ともいわれる

わたしが好きなのは各地の産物のお店
「来年もまた来るね」という常連の言葉が励みになる

20151210-009

20151210-011

20151210-013

三の鳥居を抜けて境内に入ると縁起の熊手
商売繁盛の元気な掛け声に思わず微笑む
大きな熊手を眺めているだけでも楽しくなる

20151210-019

20151210-017

酉の市は久喜の鷲宮神社が発祥の市
鷲、大鳥と名がつく神社で盛大に行われる

氷川神社は鷲宮神社系とは直接には関係はない
そのため、別名を大歳の市として師走の十日に行われる

ところでこの時期は12日間つづく大湯祭
昔は薪を炊き、湯を沸かして身を清める祭だった
中氷川神社で執り行われてきた火の祭(鎮火祭)が元の形

今日は早めに出かけて夕刻には帰宅した
いつも17時ごろから凄い数の人出になる
お正月と十日市の氷川神社は、スケールが違う賑わいの埼玉

中山神社 火の神事 鎮火祭

20151208-014

20151208-032

20151208-034

20151208-036

初めて中氷川神社(中山神社)の火の特殊神事を拝見した
拝殿から火種をいただき、積まれた薪に火を灯す
自然の力「火」を敬い、無病息災、防火を祈願する鎮火祭

20151208-055

20151208-060

薪は炊かれ、火は勢いを増して天に向かう
太陽の光の中で炎と煙が喜びを描く
とっても厳かで美しい

20151208-065

20151208-072

20151208-075

20151208-077

20151208-092

炊き終えた薪は四角くならされて宮司さんが塩をまく
素足で炭の上を歩き、火渡りを行う人
それにつづいて一般の参拝者は靴を履いたまま進む

近隣の小学3年生も地元の儀式に参加
こうやって地域の風習と文化は引き継がれてゆく

20151208-078

20151208-087

20151208-100

毎年12月8日の午後2時から神事が執り行われる
古くから冬を迎えると、氷川三社の中間地で大きな火柱が昇った
おそらく今の数倍の大きさの壮大な火の祭が行われたのだろう

神事を復活させた宮司さんと地元の人に感謝
火は不浄なものを焼き払い、ぬくもりをもたらし、変化させる

人々の心に火を灯し、情熱や希望を与える
強すぎる時には、その勢いを落ちつかせて、沈静させる

わたしたちの生活になくてはならない火の力と火の調和
太陽(日)も祝福していた