五月五日は、くらやみ祭と決めている
武蔵国の国府が置かれた府中
開拓を担った六つの宮と国魂がまつられる大国魂神社
神輿が渡るのが深夜だったのが名称の云われ
わたしはのんびりと本町の坪宮からスタート
近くのお家が素敵なのでワンショット
府中の素敵なところは緑道だ
この日は下河原緑道から新田川緑道を古戦場まで歩く
サントリー武蔵野ビール工場では昨年のシーンを思い出す
女王の渡った巣からミツバチは羽ばたいただろうか
緑を大切にするほどよい都市(古き都)は心がなごむ
さりげなく彫像が立つ美的な感性も好き
多摩川の土手ではテントを広げて焼肉パーティ
家族連れ、町内会、少年野球の親子会、大学生の飲み会
子供たちは水声をあげて、ばしゃばしゃと駆けまわる
ぐるりと歩きまわった後、神社についたのは夕刻
街を巡った御神馬も戻り、太陽に包まれる
大太鼓の上で休む烏帽子の旦那衆
記念写真に喜ぶ海外からの旅行客
多くの工程がきちんとした段取りで執り行われる
参加する者にも仕切る者にも余裕を感じる最高のお祭だ
出番を待つ神輿には太陽が祝福
青空にはそよ風になびく鯉のぼり
菊の御紋も喜びを映す
擦り切れた太鼓は響き渡る音の勲章
最後まで陽気に穏やかに振る舞う武蔵の祭人
プライドと喜び
宮乃咩社は露店と人込みの中でも清楚に祭を見守る
あ~ぁ いいな 気負いもなく上質だ
夜6時の合図とともに神輿は本殿を出る
若い担ぎ手はそれまで道にたたずみ男女にふける
小1時間もすると甲州街道は神輿に揺れ始める
本社を含めて八基の神輿、その最後は御霊宮
御霊宮だけは甲州街道ではなく別の道を渡る
武蔵の国のすべての神霊を乗せて
今年もすごい人でした(ふ~)
*2012年に撮影した5月5日のお祭(全体シーン)
オープニングが共通の為、はじめはくどくてご勘弁