「中山神社」タグアーカイブ

火の祭 中山神社の鎮火祭

2016_12_08_movie4-500

2016_12_08_nakayama-11

2016_12_08_nakayama-10

2016_12_08_movie2

夏至冬至の太陽ラインに並ぶ氷川の三社
中間に位置するのが中山神社(中氷川神社)

12月8日の午後2時
火の神を祀る鎮火祭が執り行われる

今年も穏やかな天候に恵まれた
杉の葉で覆われた薪(たきぎ)に神火

白い煙を追うように炎が天に駆け上がる
放たれた火の柱は祝詞で称え、鎮められる

2016_12_08_movie3

2016_12_08_nakayama-8

2016_12_08_nakayama-13

長方形にならされる炭になった薪(たきぎ)
神官が塩をまき、存分に清められる

参拝者に配られるお札
まだくすぶる炭の道を払われながら通過する

火に感謝して、無病息災と火防を願う参列者
裸足になって渡る者、靴のまま歩く者

2016_12_08_dscf4455

2016_12_08_dscf4457

2016_12_08_dscf4463

地域の小学生たちも火のお祭に参加
少し怖がりながら火(炭)を渡る

熱いのか、温かいのか
好奇心たっぷりの子供たちを大人は見守る

みんな笑顔だ

2016_12_08_nakayama-5

2016_12_08_dscf4465

今年も無事に鎮火祭が終わる
本殿と旧本殿、摂社と末社に感謝

さいたま新都心駅まで30分ほど歩く
夕空に美しい雲が広がる

虹色に輝く幻日 (げんじつ)
日(火)は白い絹の羽衣に喜びを照らす

記録を兼ねて3分半に編集。
子供たちの火渡りの映像はなくて残念。

見沼大学 祝卒業

2016_06_17_DSCF3018

2016_06_17_DSCF3017

2016_06_17_DSCF3009

6月17日の金曜日 大安
この日をもって見沼大学を卒業しました

奥東京湾の時代から水に満ちた氷川の地
足が立つくらいの水草に覆われし葦原瑞穂
太陽も月も水面に揺れた麗しき龍の里

北は利根川に続き、東は江戸川に続く
南は王子や上野の山に注ぎ、
西は狭山の方面まで伸びていたのだろう

朝日が輝く古社
なんともいえない温かさを感じた

数年間、お疲れさま
そして、また、行ってらっしゃい

2016_06_17_DSCF3024

2016_06_17_DSCF3025

2016_06_17_DSCF3021-2

2016_06_17_DSCF3021-3

2016_06_17_DSCF3021-1

2016_06_17_DSCF3027

中心となるさいたま市(浦和・与野・大宮・岩槻)
周辺の川口、鳩ケ谷、越谷、草加、八潮、吉川
上尾、伊奈、蓮田、戸田、蕨・・・

見沼・氷川の広域体感
最終章

新築建売物件の撮影機会をいただいた
車で徹底的に回り、地の変容も見た

2月から続けた撮影の旅も夏至前に終える
建設開始から完成までの物件
数百件の現場で土地、周辺、内外装を記録

工事の人々、販売の人々、お客さん
いくつもの出会いを楽しんだ

味気のないパッケージ化された家が多い
好立地の物件は価格も高い

どんな人と縁がある家なのか
どんな喜びや人生を刻むのか

そして最終日
「住む者と一緒に育てて行ける家」
それを感ぜられる物件が一番だな

地に暮らし、建物に味を加えて
大切に育てれば、幸せを放つ

見沼周辺の地でそんな赤ちゃんを沢山見た
今は味気のない建売住宅も年を重ねて優となる

畑の小なす
夏を迎えて大きく育つ
秋になったら、大切な嫁に食わせろ

笑顔のご褒美をもらえるかも

個人的には自宅にも周辺にも土が欲しい
コンクリ打ちっぱなしの駐車場の隙間
草木も虫も生きられる小さな憩い

どんなに狭い都市部の場所でもそれが余裕
ここだけは、建売のメーカーさんにご注文

中山神社 火の神事 鎮火祭

20151208-014

20151208-032

20151208-034

20151208-036

初めて中氷川神社(中山神社)の火の特殊神事を拝見した
拝殿から火種をいただき、積まれた薪に火を灯す
自然の力「火」を敬い、無病息災、防火を祈願する鎮火祭

20151208-055

20151208-060

薪は炊かれ、火は勢いを増して天に向かう
太陽の光の中で炎と煙が喜びを描く
とっても厳かで美しい

20151208-065

20151208-072

20151208-075

20151208-077

20151208-092

炊き終えた薪は四角くならされて宮司さんが塩をまく
素足で炭の上を歩き、火渡りを行う人
それにつづいて一般の参拝者は靴を履いたまま進む

近隣の小学3年生も地元の儀式に参加
こうやって地域の風習と文化は引き継がれてゆく

20151208-078

20151208-087

20151208-100

毎年12月8日の午後2時から神事が執り行われる
古くから冬を迎えると、氷川三社の中間地で大きな火柱が昇った
おそらく今の数倍の大きさの壮大な火の祭が行われたのだろう

神事を復活させた宮司さんと地元の人に感謝
火は不浄なものを焼き払い、ぬくもりをもたらし、変化させる

人々の心に火を灯し、情熱や希望を与える
強すぎる時には、その勢いを落ちつかせて、沈静させる

わたしたちの生活になくてはならない火の力と火の調和
太陽(日)も祝福していた