黒姫山 大きな原風景

お盆休みの騒がしさ
ようやくそれも収まり、空も秋の様相

残り少ない軽井沢生活を抜け出して
黒姫山に出かけた

秋が近くなるとこの近辺は作物の宝庫
リンゴ、栗、米にそば

妙高山、霊仙山、飯縄山、戸隠山
東には斑尾高原、志賀高原

空は開け、勢いのある龍雲が山を囲む

スケールの大きな信州の原風景
絵から飛び出してきたような現実の美

山すそを歩くと夏は終わりを告げる

稲は穂を垂れ
すすきはなびき
ケイトウの赤は秋のはじまりを喜ぶ

登山道につながる白樺の木立
見上げると秋色に染まりはじめた

この日は太陽が眩しい

林道に射し込む光は七色に輝く
陽を受けた道の草も最後の夏を楽しむ

大きな雲も眩しそうに晩陽を見つめる

稲穂に、蕎麦の花
この里は優しく豊かだ

夏枯れのひまわり
太陽の恵みを地に放つ

夏と秋
季節は移り変わる

黒姫に来た猛暑の日(8月22日)
きっと転換点なのだなと空と大地を見つめる

大きな自然のリズム
発想のスケールも拡大した

もっとダイナミックに行動しないとね
ちょっと反省です

真夏のお祭 大宮氷川

猛暑の八月二日
新幹線で軽井沢を下りた

浦和で用事を済ませた後に氷川神社
この日は例大祭の二日目

氏子に担がれ神霊が社殿から神橋に
神幸祭は別名橋上祭とも呼ばれる

見沼の水神(龍神/自然霊)に感謝を捧げる
古来からつづく重要な儀式は今に受け継がれる

神職、氏子の皆さんもこの暑さの中
境内を回る

感謝

大宮の街中では中山道祭
暑さを楽しむ、熱気むんむんの賑わい

前日に境内から出た神輿はこの日も街を回る
陽気なお囃子を響かせる山車も大通りに集合
阿波踊りの連も人々を楽しませる

武蔵の一之宮
エネルギーに満ちた夏

体に祭のリズムが残る中
静かな軽井沢の森に帰って行く

30分程度で行き来できる
大宮と軽井沢

違った喜びを味わえた豊かな夏
信州の高原はもうすぐ秋の風

コスモスも咲き
木立の緑も色を薄めてきました