県庁の駅が商業化 浦和アトレ

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県庁の街としては使いにくい駅舎
そういわれて何年もたったが、ついに新しい姿を見せ始めた

ここ数年で、東口と西口をつなげ、線路の高架工事を行い
湘南・東北・高崎線も止まる便利な駅に変容した

工事から7・8年経っただろうか
駅中の商業施設アトレが今日オープンした

北口のツタヤはスタバと共有し、駅中の実験的業態を展開
南口の食品飲食ゾーンにはザ・ガーデン自由が丘等の高品質店舗
暮らす者には選択肢が増えて日常の楽しさが増した

さて、伊勢丹は? 大丸は? フジは? イトーヨーカドーは?
これから競争が激化することは必然だが、今日はアトレの祝勝日
価格、品ぞろえ、選びやすさによってお客が店を選別するだろう

浦和を刺激的に変える新店舗は街を活性化する
旧来の商店は新しい流れを的確につかんでほしい

感心したのは雨にも滑らない歩道
高齢者とニューファミリーが共存する街の進化が楽しみだ

個人的には駅での待合せや打合せが便利になって嬉しい
仕事にも使いやすい街になりましたね(笑顔)

●11月28日(土曜)追記

25日のオープンから毎日様子を拝見していた
平日もアトレ南口の食品ゾーンはすごい人
あまりの混雑に地元の人は少し呆れ気味か

北口のツタヤ書店とスタバのゾーンもすごい人
期待していた席も確保するのは難しい

晴天の土曜日の様子は午前中から満杯状態
鮮魚担当の方が「夕方は平日よりは落ち着いている」とのことだが

夜の9時半にも覗いたが、成城石井や飲食ゾーンは満杯
ツタヤもスタバもこれでもかという状況だ

巨艦店、伊勢丹、パルコの歳末セールやお正月需要が待たれる中
駅中のアトレの活況も正月明けまでは収まりそうにない

予想した以上に磁力をもったこの業態
浦和ショック」と言ってもよろしいかもしれない
流通業界や地域活性化の専門家は見ておいたほうがよい

地域の住民だけではなく、近隣から巨艦店に来店していたお客さんも
今までの品揃えや飲食ゾーンに対して満足できない部分も多かった
それを実証したアトレ開店かもしれない

この後、西口にはまだ、JRによる商業ゾーンの建設が控え
大規模なマンションと駅前の整備(高架化)も計画される
完全に浦和の駅に磁力とエネルギーが集中化する

余談だが、365日このような状態がつづくと・・・
目が回るくらい人の流れの多い駅中店舗のスタッフは疲弊する
毎日、イベント会場やアメ横の人ごみの中で働くようなものだ

経営側はその点に注意しないと、次第に雑な店舗運営に陥る
今のうちから余裕を持ってスタッフを充実させて備えてほしい
疲れて笑顔のでない店員にするのも経営側の責任ということで