栃木の太平山に登ってきました
標高は341メートル
山頂は富士山を仰ぐ浅間社
この周辺だけ岩場の険しい山道
太平山神社の奥社まで登る予定だったのが
もう少し先まで案内されたような気がした
七夕の前日は曇り
涼しくて気持ちの良い山道でした
宇都宮線を小山から両毛線へ
初めて乗る路線に戸惑いながら栃木駅
駅前から国学院栃木行のバス
バス停を下りるとまっすぐ上り坂
あじさい坂の手前には虚空蔵菩薩の六角堂
金星を予感させる寺にご挨拶して山登り
社務所の窓から覗くねこ
この子がかわいらしくて思わず笑み
あじさいに囲まれて1001段の階段
途中に窟神社の弁天様が見えた
水が豊かな森はこころが落ち着く
先を進むと太平宮の鳥居
階段が整備されるまでは修験の山道
朽ち始めた神橋が森に帰ってゆく
道の守り主たる御神木の大杉
苔むす姿に力を感じる
随神門の先は急な階段
これを登り切ると太平山神社に着く
三光神社
古来から、日月星を祈る宮だった
山の名称も三輪山と呼ばれたらしい
神仏習合の時代を経て今は太平山神社
ににぎの命、天照大神、豊受大神が本殿
この日は星宮が主たる参拝の目的
大甕神社の星神もこちらに祀られる
麓のお寺は虚空蔵だった
宇宙のすべてを包み込む菩薩
空海が悟りと知恵を得たのも同じだ
交通の神、福の神、水の神、山の神・・・
山の上はとても落ち着く
山頂から下山して休憩所で一休み
急な階段の往復だったので足も震える
夕刻6時を過ぎると空も開けた
帰りは学生満載のバスで駅
栃木駅からは東武線で栗橋
栗橋でJR湘南ラインに乗り換えて帰宅
行きとは少し違うルートを楽しむ
深夜、七夕の時、夏の夜空に大三角形
織姫と彦星が嬉しそうに輝いていた
太平山は喜びの山